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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、東レに「環境格付」に基づく融資を実施、最高ランクを付与

エコビジネス】 【掲載日】2016.07.20 【情報源】企業/2016.07.14 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、東レに「DBJ環境格付」に基づく融資を実施した。4段階のうちで最高ランクとなる格付け「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的と認められる企業」を付与し、格付け評価が特に高いモデル企業だけが該当する特別表彰も贈った。東レが推進する環境配慮製品の拡大などの活動を高く評価した。

 東レは社会的課題の解決に向けてCSR企業の社会的責任)経営を進めている。DBJは、東レが環境配慮製品を「グリーンイノベーション(GR)製品」と定義・体系化している点を認めた。環境、経済両面から評価する独自の環境効率分析指標「T-E2A(東レ・エコ・エフィシエンシー・アナリシス)」などで定めている。

 加えて、中期経営課題「AP-G 2016」(2014年4月〜2017年3月)で、GR製品の拡充を目指す「グリーンイノベーション事業拡大プロジェクト」を展開していることを評価した。プロジェクトはGR製品の売上高とCO2排出削減量の増加を目標にする。さらに事業活動の上流・下流領域と生物多様性の関係性を整理している点も認めた。

 東レグループは最高ランクの格付けと特別表彰受賞を弾みに、今後も自社の製品・サービス、技術による社会的課題の解決と持続的な成長を目指す。DBJ環境格付融資は企業の環境経営の支援を目的にDBJが開発した格付けの仕組みで企業の環境経営度を評点化して優れた企業を選び、得点に応じて3段階の金利を適用する。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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