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環境ニュース[国内]

キヤノン、生物多様性の啓発・保全活動が「UNDB-J」が推奨する連携事業に認定

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2016.10.21 【情報源】企業/2016.10.19 発表

 キヤノンが展開する生物多様性の啓発・保全活動「未来につなぐふるさとプロジェクト」が「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」が推奨する連携事業に認定された。多様な主体との連携や取り組みの重要性、広報効果の基準で評価された。認定事業はUNDB-Jのロゴマークが使用でき、UNDB-Jがウェブサイトやイベントで紹介する。

 未来につなぐふるさとプロジェクトは、子どもたちに美しく緑豊かなふるさとを残すことが目的だ。公募で選ばれた市民参加型の活動プログラムを行う協働団体を多面的に支える。助成金の拠出に加え、専門性や組織運営力を高める支援、活動の企画監修や、写真教室の開催、カメラ、プリンターの貸し出しなどグループの特色を生かす。

 2010年に始めた使用済みカートリッジ回収量などに応じた寄付金の積み立てを原資にする。2016年に市民参加型プログラムに刷新し、国内各地で活動を進めている。UNDB-Jは、生物多様性保全の現場で活動する団体を対象として、資金面や、組織力・専門性の支援を総合的に実施し、保全効果や活動の持続性の向上が期待される、と評した。

 国連は2011〜2020年の10年間を「国連生物多様性の10年」と定めている。UNDB-Jは、2010年10月に名古屋市で開催した「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」で採択された世界的な目標「愛知目標」の達成に向けて国、自治体、国民、事業者、団体の連携を促進し、取り組みの推進を図ることを狙いにする。2011年9月に設立された。【キヤノン株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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