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環境ニュース[国内]

パナソニック、静岡市の水素タウン実現に向けて同市や静岡ガスと連携協定を締結

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.11.07 【情報源】企業/2016.11.02 発表

 パナソニックは、静岡市が進める水素エネルギーを利活用したまちづくり「静岡型水素タウン」の実現に向け、同市、静岡ガスと包括連携協定を11月2日に結んだ。純水素型燃料電池の実証実験などを行う。実験は、静岡ガスが2017年3月の運営開始を予定して同市駿河区に建設している静岡県で初の定置式水素ステーション内で実施する。

 協定は、民間事業者と静岡市が連携して各種の研究開発を展開するとともに、官民によるパートナーシップを構築することを目的に締結した。同市は温暖化対策や産業振興の面から、総合計画や戦略などの各種計画で、水素タウン促進事業を重点事業に位置付けている。燃料電池の実証実験を通して効果的な水素エネルギーの利活用を検討する。

 協定は(1)純水素型燃料電池の研究開発と実証事業(2)水素エネルギーの利活用促進(3)水素エネルギー供給網の構築(4)水素関連技術を活用した地域活性化と産業創出(5)広く社会に訴求するための環境教育の実施−−に関することと、(6)相互に連携・協力が必要と認められる事項について3者が連携して取り組むとしている。

 (1)は純水素型燃料電池の開発と水素ステーション内での実証を指す。(2)は純水素型燃料電池の活用、(3)は静岡市域内での水素エネルギーの製造、輸送、貯蔵、利用法、(4)は水素エネルギー先進技術の習得と産業創出について、それぞれ検討する。(5)は水素ステーションでの環境教育と普及啓発イベントでの情報発信を含む。【パナソニック株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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