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環境ニュース[国内]

山口県周南市、燃料電池車でカーシェア 月5回まで無料で利用可能

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2016.12.06 【情報源】地方自治体/2016.10.01 発表

 周南市は、燃料電池車(FCV)を無料で貸し出すカーシェアリング事業を開始した。FCVを実際に運転したり、乗車したりすることで水素利活用機器の普及と低炭素社会の実現につなげる。
 貸し出すのはホンダのFCV「クラリティ フューエル セル」(乗車定員5人)1台。市民または市内への通勤・通学者が対象で、利用登録と予約をすれば1人当たり毎月5回まで利用できる。利用期間は11月1日〜来年3月31日。利用時間は午前9時〜午後4時まで(土日や祝日、年末年始を除く)。利用料は無料。
 返却時は、同市の「イワタニ水素ステーション山口周南」で水素を無料で満充填して返す。FCVの貸し出しおよび返却場所は市役所徳山港町庁舎。利用者は返却後、アンケートに回答する。
 周南市が総合化学メーカーの東ソーやトクヤマなどと共に環境省から受託した「地域連携・低炭素水素技術実証事業」の一環として実施する。同事業は、周南コンビナートの苛性ソーダ工場で発生する未利用・高純度の副生水素を回収して液化・圧縮などにより輸送し、近隣や周辺地域の定置用燃料電池やFCVなどで利用する。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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