一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

富士通、グループの環境教育出前授業で「キャリア教育アワード」優秀賞を受賞

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2017.01.23 【情報源】企業/2017.01.18 発表

 富士通は、グループ社員が全国の小中学校に出向いて実施している環境教育出前授業で経済産業省主催の第7回「キャリア教育アワード」大企業の部の優秀賞を受賞した。企画性や教育効果などが評価された。富士通グループの環境教育出前授業は、子供たちが環境問題への理解を深め、解決に向けた思考力や行動力を養うことを目的にする。

 富士通グループは、2006年に小中学校を対象にした環境教育出前授業を始めた。タブレット(携帯情報端末)を1人1台使用し、意見を共有しながら地球の環境負荷に関して学ぶ。環境負荷低減に向けてできることや、将来就きたい仕事で実現する環境活動を考えるなど、複数のプログラムを提供する。2015年度は約200校の約1万3000人に実施した。

 キャリア教育アワードの審査委員からは、学校単独で実践しづらい内容を学習指導要領に沿って学年ごとに焦点化し、学習者に気付きを提供できる取り組みになっている、と評価された。小学生から中学生までの発達段階に合わせて継続的な指導ができる点や、タブレットを活用することで、発言が苦手な子供も参加しやすいことも認められた。

 キャリア教育アワードは、企業や経済団体による教育支援の奨励・普及を狙いに経済産業省が2010年度に創設し、毎年実施している。大企業、中小企業、コーディネーターの各部門で大賞、優秀賞、奨励賞を選ぶ。キャリア教育は、子供に働くことの意義や学びと実社会とのつながりを伝え、社会的・職業的自立への力を育成することを指す。【富士通株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク