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環境ニュース[海外]

カナダ政府、州・準州と共同で国内の野生生物種の保全状態を評価

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2017.06.30 【情報源】カナダ/2017.06.16 発表

 カナダ環境・気候変動省は、絶滅危惧種法に基づき、国内の野生生物種の状態を評価した最新の報告書Wild Species 2015を公表した。報告書では2万9848種の動植物について保全状態を評価した。その結果、一定程度以上の絶滅リスクがあるものが20%を占めることがわかったという。残り80%は安定した状態にある。絶滅危惧種法は、カナダの野生生物種の状況について、5年に1度、担当大臣が報告書を作成することと定めており、報告書はこれまでに2005年と2010年に発行された。2010年の報告では1万2000種が評価され、今回の報告書ではこの2010年報告の評価対象種の保全状態も更新された。報告書は、カナダの全州・準州のほか、野生生物の保全を担当する3つの連邦省庁(環境・気候変動省、水産・海洋省、国立公園局)の代表者で構成する作業部会(National General Status Working Group)が作成した。【カナダ環境・気候変動省】

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