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環境ニュース[国内]

埼玉県、大規模事業所のCO2排出量 削減率は目標の3倍を達成

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.07.07 【情報源】地方自治体/2017.05.16 発表

 埼玉県は、県内の大規模事業所の二酸化炭素(CO2)排出量が2011年度からの4年間で基準排出量に比べて22%(780万トン)削減されたと発表した。
 県は、エネルギー使用量が原油換算で3年連続1500kℓ以上の事業所を対象に、CO2排出量削減を義務付ける「目標設定型排出量取引制度」を11年度から導入。第1計画期間(2011〜14年度)は608事業所を対象に、基準排出量に対して工場で6%、業務ビルで8%のCO2削減率を目標に設定した。基準排出量は、2002〜07年度のうち対象事業所が任意で選んだ連続する3年間のCO2平均排出量。
 第1計画期間は、608事業所のうち88%にあたる533事業所が、自らの省エネ対策により目標削減率以上の排出削減を達成した。また、66事業所が排出量取引を活用して削減目標を達成した。
 排出量取引を実施した66事業所のうち、24事業所が仲介事業者から、23事業所が同一事業者の大規模事業所から、16事業所が他事業者の大規模事業所から排出削減量を取得した。また、3事業所が森林吸収などのオフセット・クレジットを取得し、削減目標を達成した。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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