一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省、象牙在庫把握キャンペーンを開始
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2017.08.30 【情報源】環境省/2017.08.29 発表
環境省は、8月31日より2年程度にわたり、象牙の管理を厳格に行うことを目的として、「象牙在庫把握キャンペーン」を開始する。近年、アフリカでは象牙の採取を目的としたゾウの密猟や象牙の密輸があることから、国際的に象牙の管理強化が求められている。
日本国内には過去に合法的に輸入された多数の象牙が存在しており、その多くは個人が所有しているため、その全体量が把握できていないのが現状であり、全形を保持した象牙の国内在庫を把握することが必要。
環境省は、全形を保持した象牙の個人所有者に対し、チラシ及び広報紙により在庫把握を進めていることを周知し、あわせて種の保存法第20条に基づく登録を呼びかける。
【環境省】