一般財団法人環境イノベーション情報機構
清水港におけるヒアリの確認について(平成29年8月28日の続報)
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2017.08.30 【情報源】環境省/2017.08.30 発表
8月27日に特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)が発見された(8月28日環境省発表)静岡県静岡市清水港新興津ターミナルにおいて、その後静岡県が調査を実施し、さらに500個体以上(有翅メス、有翅オス、サナギ、幼虫、タマゴを含む)のヒアリが確認された。今回確認された個体については、静岡県が全て殺虫処分しており、また確認地点付近には殺虫餌(ベイト剤)を設置している。
なお、6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は8月30日現在で11都府県、合計15事例となっている。本件は15例目の事例の続報になる。
ヒアリが確認されたコンテナターミナル内では、すでに静岡県が殺虫餌(ベイト剤)を設置し、当分の間、これを継続するとともに、生きたヒアリがいないか目視によるモニタリングを実施する。
また、環境省は本発見地点周辺において、静岡県等と協力しながら、ヒアリ確認地点の周辺2km程度の調査を実施する予定。
【環境省】