一般財団法人環境イノベーション情報機構
名古屋港におけるヒアリの確認について
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2017.09.01 【情報源】環境省/2017.09.01 発表
環境省は、8月30日(水)に愛知県名古屋市港区の名古屋港船見(ふなみ)ふ頭の事業者敷地において同事業者により発見されたアリについて、専門家による種の同定の結果、9月1日(金)に特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)と確認されたと発表した。確認されたヒアリは、中国から輸入された貨物コンテナの中で、女王アリ1個体を含む約1,000個体が発見された。現段階では陸揚げした鍋田ふ頭のコンテナターミナル及び名古屋港船見ふ頭の事業者敷地周辺から発見情報はない。
発見時に確認された個体については、すでに全て殺虫処分しており、確認地点周辺や当該コンテナが一時的に留め置かれた地点周辺では、名古屋港管理組合等によりベイト剤(殺虫餌)及びトラップが設置されている。
なお、6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は9月1日現在で11都府県、計16事例。
【環境省】