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環境ニュース[国内]

静岡県牧之原市、小中学校の机と椅子を寄付 西アフリカ・ガーナで再利用

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2018.03.12 【情報源】地方自治体/2018.01.12 発表

 牧之原市は、市内の小中学校で不用になった教室の机と椅子260セットを西アフリカのガーナに寄付した。机と椅子は現地の学校で再利用される。
 市は2015年度から、机と椅子の老朽化や教科書の大型化に伴い、小中学校の机と椅子を1学年ずつ更新してきた。これまでは、古くなった机と椅子は業者にリサイクルを頼んでいたが、浜松市内の業者にリサイクルを依頼したところ、ガーナでの再利用を提案されたという。
 机と椅子をすべてリサイクルすると100万円以上かかるが、今回は御前崎港への輸送費など市の負担は30万円程度で済んだという。机と椅子は御前崎港から横浜港を経由し、今年2月上旬に現地に到着した。運搬の際には生徒たちが机と椅子を磨き、運び出しを手伝った。また、市内3中学校の1年生が英語のメッセージカードを添えた。
 ガーナのパーカー・アロテ特命全権大使が市役所を訪れ、「今回の寄付は子供たちの利益に直接つながる」と感謝の気持ちを述べた。杉本基久雄市長は「今後もさまざまな分野で交流を深めましょう」と話した。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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