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環境ニュース[国内]

兵庫県、県内の温室効果ガス排出量 15年度、前年度比2.2%減

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2018.06.05 【情報源】地方自治体/2018.03.20 発表

 兵庫県がまとめた2015年度の県内の温室効果ガス排出量(速報値)は、前年度比2.2%減の7161万8000トンだった。2年連続の減少で、県は着実に排出量削減が進んでいるとみている。
 排出量の内訳は、工場などの産業部門が前年度比1.2%減の4656万9000トン、オフィスなどの業務部門が同6.5%減の618万2000トン、家庭部門が同7.7%減の756万5000トン、自動車などの運輸部門が同1.1%減の365万6000トンだった。
 県は、排出量減少の要因として、産業部門でのバイオマス燃料の利用や省エネ設備の導入、業務部門でのLED化や高効率な空調設備の導入、家庭部門での節電の取り組みのほか、運輸部門で自動車の燃料消費量が減ったことなどがあると分析している。
 県は昨年、地球温暖化対策推進計画を策定し、温室効果ガス排出量を20年度に13年度比5%削減、30年度に同26.5%削減するとの目標を掲げている。15年度は13年度比4.7%減となった。部門別では、産業部門2.9%減、業務部門9.3%減、家庭部門9.6%減、運輸部門5.9%減だった。
  
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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