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環境ニュース[海外]

国連環境計画など、持続可能な開発目標の達成には環境と人間の関わりの理解が必要と分析

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2020.04.21 【情報源】国連/2020.04.03 発表

 国連環境計画世界自然保全モニタリングセンターUNEP-WCMC)はサセックス大学と共同で論文を発表し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成のために効果的な行動を選択する上で、環境と人間がどう関係しているかに留意することが不可欠であるとの研究結果を示した。SDGsの各目標間には、重複、トレードオフ、意図せざる影響などの相互作用が存在している。重複の例を挙げれば、集水域における健全な植生の維持は清浄な水の提供(SDG6)につながり、それが人の健康の向上(SDG3)に直結する。研究では、あるSDGの達成のための行動が他のSDGの達成にどう影響するか、環境と人間の関わりという視点から分析し、効率のよい推進や、推進の過程で発生する意図せざる負の影響の防止などに役立てたいとしている。この研究はイギリス自然環境研究会議(NERC)、イギリス経済社会研究会議(ESRC)、ロックフェラー財団の資金提供によるプログラム「持続可能な地球へ向けて(Towards a Sustainable Earth)」の一部として実施された。【国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター

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