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環境ニュース[国内]

日本製紙、PakUpcycle(TM)から生まれた製品が九州エリア初・八代森林組合で採用

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2022.02.28 【情報源】企業/2022.01.21 発表

 日本製紙株式会社は、自社が取り組む「PakUpcycle(TM)」(パックアップサイクル)では、株式会社リプロ、萩原工業株式会社(と共同で、飲料用アルミ付紙パックのリサイクル工程で発生する「ポリエチレンとアルミニウムの混合物」(ポリアル)の用途開発を行っている。このほど「ポリアル」を原料の一部として配合したリプロの境界杭が、「PakUpcycle(TM)」のコンセプトに賛同した八代森林組合で約2,000本採用された。「ポリアル含有杭」の九州エリアでの採用は初めての事例となり、2021年12月より使用を開始している。
 「ポリアル含有杭」は、リプロの「デルタミニ40」に「ポリアル」を配合した境界杭であり、宅地や畑周辺の地籍調査に使用されている。他森林組合で採用実績のある「デルタA45」の「ポリアル含有杭」とはサイズが異なるが、国土交通省が定める標準規格を満たしており、八代森林組合からは、「強度・使い勝手共従来品と遜色無い」と評価された。現在は、公共事業で使用されるJIS規格の強度やサイズ仕様に合わせて含有量を決定している。
【日本製紙株式会社】

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