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環境ニュース[海外]

廃棄物埋立許可取引を提案

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2001.04.12 【情報源】イギリス/2001.03.27 発表

 イギリス政府は3月27日、取引可能な埋立処分許可(Tradable landfill permits)に関するコンサルテーションペーパーを公表。これにより、現在予定されているイングランドとウェールズの埋立廃棄物処理量を、3分の1まで確実に削減することができるという。
 EU規則により、イギリスでは都市部から出る廃棄物のうち、埋立処理される生物分解性物を、2020年までに1995年レベルの35%にまで削減することが求められている。取引可能な廃棄物埋立処理許可が認められると、廃棄物処理業者は、制限枠内において、生物分解性廃棄物を埋め立て処理できる権利が与えられる。一方で、「取引」メカニズムによって、例えばリサイクル埋立処分を減らすことができる市町村は、埋立処理許可の余剰分を他の市町村に売ることができるようになる。
 トータルの許可量は今後順次削減され、まず2010年までに1995年度水準の75%に、次に2013年までに同水準の50%に、そして2020年までには同水準の35%にまで減らす予定。【イギリス環境・運輸・地域省】

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