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環境ニュース[国内]

「安全・安心」で「美しい」国土づくりを目標に設定 今後の治水政策の方向性についての答申

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2003.02.26 【情報源】国土交通省/2003.02.26 発表

 国土交通省の社会資本整備審議会河川分科会(分科会長:松原青美・(財)民間都市開発推進機構理事長)は平成15年2月26日、今後の治水政策の基本的な方向性を示した「新しい時代における安全で美しい国土づくりのための治水政策のあり方について」をまとめ、答申を行った。
 この答申では、今後実施する治水政策の柱となる目標として、「安全で安心できる国土づくり」、「美しい国土づくり」−−の2点を設定。
このうち、「美しい国土づくり」の実現に向けて実施すべき施策としては、(1)良好な河川空間整備による地域づくり支援、(2)自然再生への取り組み、(3)水環境の改善を通じた川らしさの確保、(4)河川を利用した環境学習支援、(5)自然体験活動など利用形態が多様化する中での適正な河川利用支援−−など環境保全に関わる施策が多数あげられている。
 なお2つの目標に沿った施策のほかに、今後治水事業で取り組むべき課題がまとめられており、この中でも(一)流域を基本単位とした総合的な水行政の展開、(二)河川環境整備・保全に関する目標の検討、(三)温暖化も含めた気象予測・予測に伴うリスク管理に関する研究推進、(四)温暖化による海面上昇に対応した治水の必要性−−など環境面とも関わりが強い課題がとりあげられている。【国土交通省】

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