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環境ニュース[国内]

豪雨予報モデルの高度化についての国際ワークショップを開催

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.02.27 【情報源】気象庁/2003.02.26 発表

 2003年2月4日〜6日の3日間、東京・千代田区の気象庁講堂で「アジア太平洋地域を中心とした豪雨予報モデルの高度化に関する専門家会議」公開国際ワークショップが開催された。
 このワークショップには豪雨予報に取り組んでいるアジア太平洋地域各国の気象予測の専門家と、数値予報モデルについて先進的な取り組みをおこなっているヨーロッパの専門家計22名を含む総勢112名が参加。
 各国の豪雨予測の取り組み状況、問題点についての情報交換、豪雨予報数値モデルの精度向上に向けての議論が行われた。
 ドイツからは「2002年夏の大規模洪水の際には、数値予報によって実況監視より12時間早く洪水予報が出せたが、今後は1日以上前に豪雨を予見するために研究に取り組んでいる」とのが報告があったほか、日本の気象庁は、現在開発中の高解像度の数値モデルの試験結果などを報告した。
 また、今回のの会議をきっかけに、各国で開発している豪雨予測モデルの特性や欠点を知るために情報交換を活発化すること、モデル相互比較などを行っていくことが提言された。
 温暖化の影響として豪雨などの異常気象による洪水被害の危険性が増大することが指摘されている。【気象庁】

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