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環境ニュース[国内]

レッドリストの第2次見直しの方針検討会を設置

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.03.26 【情報源】環境省/2003.03.25 発表

 環境省は日本の絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト(レッドリスト)の第2次見直しの方針を検討するため、「絶滅のおそれのある野生生物の選定・評価検討会」を設置し、2003年3月27日に東京・霞ヶ関の環境省内の会議室で第1回検討会を開催するにした。
 レッドリストは、生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価、選定したもので法律上の効果を持つものではないが、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための基礎的な資料として広く活用されることを目指している。
 日本では1986年度より「緊急に保護を要する動植物の種の選定調査」が実施され、その結果をまとめた初のレッドデータブック「日本の絶滅のおそれのある野生生物 脊椎動物編、無脊椎動物編」が1991年に刊行されたが、1994年にIUCNが客観的な評価基準に基づく新しい絶滅カテゴリーを採択したことに従い、第1回目の見直しは作業が1995年から開始され、2000年4月までに動植物全ての分類群についてレッドリストを作成されている。
 なお2003年度に入ってからはこの検討会に加え、哺乳類鳥類といった分類群ごとの分科会も設置される予定。【環境省】

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