一般財団法人環境イノベーション情報機構
2015年までにトキ60羽の野生復帰を 佐渡の「環境再生ビジョン」を作成
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2003.03.27 【情報源】環境省/2003.03.26 発表
環境省の環境再生ビジョン検討会(座長:大島康行自然環境研究センター理事)はトキの野生復帰をめざした佐渡の「環境再生ビジョン」を2003年3月26日までにとりまとめた。同省では2000〜2002年度までの3年間、新潟県の佐渡地域を対象に「共生と循環の地域社会づくりモデル事業(佐渡地域)」を実施しており、今回作成された「環境再生ビジョン」は、この事業の一環として作成されたもの。
(1)トキの野生復帰目標、(2)トキの個体数増加策、(3)トキが生息できる自然環境づくりの目標と具体的な実践策、(4)トキが生息できる地域社会づくりの目標と具体的な実践策−−が主な内容。トキの野生復帰目標としては「約10年後の2015年頃までに小佐渡東部に60羽のトキを定着させる」ことを掲げている。【環境省】