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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、気候目標の実現に向け高排出部門での国際協力強化が必要と報告

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2023.10.03 【情報源】国際機関/2023.09.14 発表

国際エネルギー機関(IEA)は年次報告書「ブレークスルーアジェンダレポート2023」を発表した。
同アジェンダ(2021年のCOP26で発足)は、主要5部門(電力、道路輸送、鉄鋼、水素、農業)においてクリーンエネルギーと持続可能な解決策を全ての人にとって最も安価で利用しやすく魅力的な選択肢にすることを目指す。本報告書では2部門(建築、セメント)を追加し、国際協力に焦点を当てて各部門の一年間の進捗を評価、気候目標実現に向けて提言を行っている。
これによると、クリーンエネルギーと持続可能な解決策に関する取組は向上しているが、世界の気候目標実現に必要な投資や導入のレベルに達していない。移行を加速するため、基準・規制、財政・技術支援、市場創出等の重要分野で協力を強化することが求められている。強固な協力形態(基準や政策の調整等)は困難だが投資動員や導入促進でより大きな利益を生む可能性があり、柔軟な形態(成功事例の共有等)から強固な形態へ進むため、より大きな政治的コミットメントが必要だという。
国際エネルギー機関

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