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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、炭素の地中隔離に使う圧入坑井の管理プログラム支援金を交付へ

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2023.11.20 【情報源】アメリカ/2023.11.02 発表

アメリカ環境保護庁EPA)は、炭素の地中隔離に用いられる圧入坑井(クラスVI)の管理プログラムを州や部族が確立し、実施するのを支援するための交付金(総額4,825万ドル)について、各州や部族への割当額を公表した。事前に交付申請の意向を表明した25の州や部族に193万ドルずつ分配され、管理プログラムに環境正義や公平性への配慮が盛りこまれていることが交付の条件になっている。
圧入坑井は、用途などによってI〜VIの区分があり、既存の坑井の保守点検や坑井の許可、立入調査の実施、許可要件準拠の確認などを行う地下圧入管理(UIC)プログラムで規制されているが、同プログラムは、EPAのほか、EPAが執行権限(primacy)を認めた州や準州、部族によっても実施可能である。
EPAは、飲料水源となる地下水を保全するため、CO2圧入に関する厳格な連邦要件を定めており、今回の交付金は州や部族が連邦要件に沿うかたちでクラスVIの圧入坑井に対するUICプログラムを確立して実施するための費用に充てられる。
【アメリカ環境保護庁

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