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環境ニュース[国内]

積水化学、世界初のフィルム型ペロブスカイト太陽電池による高層ビルでのメガソーラー発電の計画を発表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2023.12.07 【情報源】企業/2023.11.15 発表

積水化学工業株式会社は、東京都千代田区「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」で建設予定のサウスタワーに、同社が開発中のフィルム型ペロブスカイト太陽電池(PSC)が設置されることを発表した。
定格で発電容量が1,000kWを超えるPSCがサウスタワーのスパンドレル部に設置され、世界初の「PSCによるメガソーラー発電機能を実装した高層ビル」となる予定で、都心部における創エネルギーの最大化およびエネルギーの地産地消の拡大への取り組みに寄与していく。

従来、高層ビルの壁面における太陽電池の設置については、荷重や風圧への対応や更新時コストが多額になる等の課題が多く、採用が進まなかった。今回、PSCの「薄い」、「軽い」、「曲げられる」といった特長を活かした新たな設置方法により、従来の課題を解決できる見通し。
同社はこの件を通じ、PSCの設置(施工〜維持管理〜交換)に関する技術を高め、PSCの普及拡大を加速させ、カーボンニュートラルの実現に大きく貢献していく、としている。

【積水化学工業株式会社】

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