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環境ニュース[国内]

今後100年を見通した国土づくりで21の提案まとまる 意見募集実施へ

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2003.04.07 【情報源】国土交通省/2003.04.04 発表

 今後100年を見通した国土づくりのグランドデザインづくりに取り組んでいる国土交通省の作業部会は、平成15年4月4日までに3つの検討テーマのもとに21の提案をまとめ、これらの提案について意見募集を行うことにした。
 このグランドデザイン作成は、人口減少・高齢化社会の到来、地球環境問題の深刻化など、この100年のうちに日本の経済社会に大きな枠組み転換が起こると想定されている中で、将来どのような国土、社会を実現しようとしているのか、国民の間に議論を喚起し、国土づくりの共通認識を形成することを目的としたもの。
 所属と関係なく、意欲とアイディアのある同省若手・中堅職員を募り、最終的に大臣直属の作業部会のメンバー36名を決定、「世界を惹きつける日本」、「持続可能な社会システムへの転換」、「多様なライフスタイルの実現」の3つのテーマに沿って提案をまとめている。
 なお、「持続可能な社会システムへの転換」というテーマに関連しては、「都市の空地を利用した市民参加によるよろこびの森づくり」、「未来型危険情報地図作成と地図に基づいた土地利用再編」、「ひとが主役の交通・物流システム構築」、「農産物、エネルギー、森林の循環づくり」、「住民自身の手によるまちづくりプロセスの策定」−−の5つの提案がされており、「多様なライフスタイルの実現」というテーマの中でも、「水と緑にあふれた大都市圏づくり」、「地方中心都市のコンパクト化と外縁部のグリーンベルト化」、「都市沿岸域再生」、「100年経過しても不都合なく住み続けられる住宅の開発」、「ローカル鉄道復活によるエコツーリズムの実施」など、環境に関連する提案が多い。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【国土交通省】

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