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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関主催ハイレベルワークショップ、アフリカにおけるクリーン調理へのアクセスについて議論

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2024.03.25 【情報源】国際機関/2024.03.07 発表

2024年5月に開催される「アフリカにおけるクリーン調理に関するサミット」を前に、国際エネルギー機関(IEA)主催のハイレベルワークショップがパリで開催され、政府や企業の代表、投資家、研究者、NGO関係者等が参加した。
アフリカでは5人に4人が焚火や簡単なコンロで調理し、健康、ジェンダー平等、環境に悪影響を及ぼしている。石炭や木炭、薪、農業廃棄物の燃焼で発生する有害な煙は、同地域では女性と子供の早死原因の第2位である。
ビロルIEA事務局長は冒頭で、クリーン調理へのアクセスはその重要性にも関わらず国際的な政策課題としての注目度が低いと強調。参加者は普遍的アクセスを達成する最善の方法について意見を交換、3つの重要分野(資金、規制、協力)の強化の必要性を議論した。
IEAとアフリカ開発銀行グループが2023年に発表した特別報告書によると、サハラ以南のアフリカでは人口増に伴いクリーンなコンロや燃料を利用できない人が増えている。これは開発努力を妨げる可能性があり、クリーン調理を政策の優先事項とすることが急務だという。

国際エネルギー機関

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