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環境ニュース[国内]

日本とインドネシアの担当大臣が違法伐採対策協力文書に署名

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2003.06.25 【情報源】林野庁/2003.06.24 発表

 2003年6月24日首相官邸で、小泉総理とインドネシアのメガワティ大統領の立会いの下、亀井農林水産大臣・川口外務大臣とプラコサ林業大臣との間で、日本とインドネシア間の違法伐採対策協力についての「共同発表」が署名され、続いて亀井農林水産大臣とプラコサ林業大臣との間で違法伐採対策協力「アクションプラン」が署名された。
 インドネシアで生産される木材の50%以上が違法伐採木材という状況の中、木材輸出国インドネシアにとって違法伐採対策は頭の痛い問題で、一方、世界有数の木材輸入国である日本は持続可能な森林経営の達成を妨げる違法伐採問題に積極的に取り組むとの方針を示している。
 今回の「アクションプラン」はインドネシアでの(1)合法伐採木材の確認・追跡システムの開発、(2)市民社会も参加した上での同システムのモニタリング、伐採監視、(3)違法伐採木材の流通・貿易からの排除方策の研究を両国が協力して計画的に進めるためのもので、また「共同発表」はアクションプランの概要や違法伐採対策協力についての理念を盛り込んだものとなっている。【林野庁】

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