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環境ニュース[国内]

革新的な原子炉と核燃料サイクルシステムの技術開発事業で4件のテーマを採択

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2003.11.12 【情報源】文部科学省/2003.11.12 発表

 文部科学省は平成15年7月14日から8月1日までテーマの募集を行っていた、革新性の高い原子炉と核燃料サイクルシステムに関する技術の開発事業で、計4件のテーマの採択を11月12日までに決めた。
 今回は原子炉技術については16件、核燃料サイクルシステム技術については8件中の応募があり、この中から原子炉技術としては、東工大などの「超臨界CO2ガスタービン発電高速炉の技術開発」、武蔵工業大などの「強い核不拡散性を有するPuを生成する革新的原子炉技術開発」、新型炉技術開発(株)などの「革新的原子炉用機器のリスクベネフィット設計技術の開発」の3件、核燃料サイクルシステム技術としては(財)産業創造研究所などの「気相吸着法による窒素同位体濃縮技術開発」の1件が選ばれた。
 なお採択された案件は、開発経費として原子炉技術の場合で1件あたり最高年間2億円、核燃料サイクルシステム技術の場合で1件あたり最高年間1億円が支給される。
 技術開発期間は原則として3年以内だが、必要と認められる場合は最長5年まで延長が可能で、今回の採択案件では「超臨界CO2ガスタービン発電高速炉の技術開発」が開発期間5年、「強い核不拡散性を有するPuを生成する革新的原子炉技術開発」が開発期間4年となっている。【文部科学省】

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