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環境ニュース[国内]

「聞きたい!知りたい!外務省」コーナーにアフリカ開発会議についてのインタビュー記事を掲載

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2003.12.09 【情報源】外務省/2003.12.08 発表

 外務省は2003年12月8日、同省ホームページの「聞きたい!知りたい!外務省」コーナーにの東京大学法学部3年の金原明彦さんによるインタビュー記事「アフリカによるアフリカ発展を支援する〜第3回アフリカ開発会議 前中東アフリカ局アフリカ第二課宮下匡之・首席事務官に聞くに聞く」を掲載した。
 「聞きたい!知りたい!外務省」は若者が同省の職員にインタビューを行い、現在話題となっている外交政策についてまとめた記事を掲載するコーナー。
 今回の記事の内容は、2003年9月29日から10月1日まで東京で開催された第3回アフリカ開発会議(TICAD3)の意義や成果についてインタビューを行ったもの。
 日本の主導により1993年にはじまったTICADはアフリカ開発のための理念と具体的な方向性の提示、アフリカ開発の推進に向けた国際社会のパートナーシップの拡大などを目的としている会議。
 TICAD3は89か国、47の国際機関・地域機関が参加。会議の成果として採択した「TICAD10周年宣言」は、アフリカ連合による自主的な取り組み「アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)」を支援し、アフリカの持続可能な開発に取り組んでいくとの方針を明確に示している。
 金原さんはインタビューの中で「TICAD3でNEPAD支援の方向性が打ち出されたが、アフリカ諸国の独立から約40年経った今、なぜNEPADのような枠組みが改めて提唱されているのか」と宮下事務官に質問。
 宮下事務官は「冷戦の終結に伴ってアフリカの戦略的な重要性が低下したこと、グローバリゼーションの恩恵を受けることが少なく、むしろその負の側面が表出していること−−の2点から、アフリカ諸国が危機感を持っているからと考えられる」と回答している。【外務省】

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