１６～２５年度を対象にした国有林野管理経営基本計画を策定

　林野庁は平成１６年度から２５年度までを対象にした新たな「国有林野の管理経営に関する基本計画（国有林野管理経営基本計画）」の内容を平成１５年１２月９日に公表した。
　「国有林野管理経営基本計画」は国有林野の管理・経営の基本事項を定めた計画文書で、５年ごとに、その後１０年を見通しながら見直すことになっている。
　今回公表された「基本計画」は、管理経営方針の重点を林産物供給から、水土保全などの公益的機能の維持増進に転換した前回の基本計画を踏まえながら、地球温暖化防止、生物多様性保全、森林環境教育の推進など、公益的機能の多様化に対応した、「開かれた国民の森林づくり」の推進を事業の基本方針に据えている。【林野庁】