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環境ニュース[国内]

第12回日豪・第10回日中渡り鳥保護協定会議が東京で開催

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.12.12 【情報源】環境省/2003.12.12 発表

 2003年12月10日に第12回日豪渡り鳥等保護協定会議が、翌11日に第10回日中渡り鳥保護協定会議が東京で開催された。
 このうち日豪渡り鳥等保護協定会議は昭和56年に発効した日豪渡り鳥等保護条約に基づき、2年に1度開催されているもので、今回は(1)日豪両国が渡り鳥保全に関して行った施策、(2)条約の対象になる渡り鳥を示した付表の改正−−についての情報交換、(3)アジア・太平洋地域渡り性水鳥保全戦略の推進が議題となった。
 またこのうち条約付表の改正については、豪州が同国の鳥類分類目録に従った修正案を提示し、日豪の専門家を交えて修正案の調整を行っていくことが決まったほか、両国の絶滅のおそれがある鳥類リストの変更を相互に通報しあうことが確認された。
 2003年12月10日に第12回日豪渡り鳥等保護協定会議が、翌11日に第10回日中渡り鳥保護協定会議が東京で開催された。
 このうち日豪渡り鳥等保護協定会議は昭和56年に発効した日豪渡り鳥等保護条約に基づき、2年に1度開催されているもので、今回は(1)日豪両国が渡り鳥保全に関して行った施策、(2)条約の対象になる渡り鳥を示した付表の改正−−についての情報交換、(3)アジア・太平洋地域渡り性水鳥保全戦略の推進が議題となった。
 またこのうち条約付表の改正については、豪州が同国の鳥類分類目録に従った修正案を提示し、日豪の専門家を交えて修正案の調整を行っていくことが決まったほか、両国の絶滅のおそれがある鳥類リストの変更を相互に通報しあうことが確認された。
 一方、日中渡り鳥保護協定会議はやはり昭和56年に発効した日中渡り鳥保護条約に基づき、2年に1度開催されている会議。
 今回は(1)日豪両国が渡り鳥保全に関して行った施策、(2)条約の対象になる渡り鳥を示した付表の改正−−についての情報交換、(3)日中共同で行っているズグロカモメとクロツラヘラサギ調査の方向性、(4)アジア・太平洋地域渡り性水鳥保全戦略の推進について検討を行ない、このうちアジア・太平洋地域渡り性水鳥保全戦略の推進については、日本が中国側に、ヨハネスブルグサミット・タイプ2プロジェクト(注1)と第3回世界水フォーラム水行動集(注2)に登録された、アジア・太平洋地域の渡り鳥に関するプログラムへの参加を検討するよう提案し、中国側も同プログラムへの参加検討を了解した。

(注1)ヨハネスブルグサミットの合意文書の内容を行動に移すために各国の関係主体が自主的に表明し、約束文書に盛り込まれた取り組み。 
(注2)水フォーラムの閣僚級国際会議で発表された各国の自発的な水問題解決への行動集。【環境省】

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