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環境ニュース[国内]

日中韓が大型クラゲ対策で連携強化へ 

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.03.02 【情報源】水産庁/2004.02.27 発表

水産庁と独立行政法人水産総合研究センターは、2004年2月24日に水産総合研究センター中央水産研究所講堂(横浜市金沢区)で、「大型クラゲに関する国際ワークショップ」を開催した。
 このワークショップは極東アジア海域で大型のクラゲが大量発生し、漁業対象種が深刻な影響を与えていることを受けて開催されたもので、都道府県、大学、独立行政法人の研究者、漁業関係者、民間企業担当者ら約130名が参加した。
 日中韓の研究者らが日中韓いずれの水域内でもクラゲによる漁業対象種への影響があること、クラゲの生態、出現状況、今後の研究計画などについて報告した。
 なお日中韓各国は今後、大型クラゲ大量発生の原因究明、出現予察、漁業被害防止技術の開発、クラゲの利用についての調査研究を進めていくとの認識を共有化したほか、ワークショップを契機として三国間の連携協力をより緊密にしていくことを確認した。【水産庁】

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