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環境ニュース[海外]

EPA 2004年のSO2排出量取引高は、25万トンなり

地球環境 酸性雨】 【掲載日】2004.04.07 【情報源】アメリカ/2004.03.23 発表

 3月22日にシカゴ証券取引所で行われた、第12回酸性雨アラウアンス・オークションにおいて、一般市民、ブローカーおよび発電所は、25万11トンのSO2の売買を行った。2003年11月に公表された、酸性雨プログラムに関するEPAの進捗状況報告書では、同プログラムによる排出削減の結果が詳述されている。各アラウアンスは、発電所から排出されるSO2 1トンに相当する。EPA酸性雨プログラムは、発電所からのSO2排出量の削減に向け、市場を利用したキャップ・アンド・トレード制度を用いている。発電所からのSO2排出量は1980年と比較して700万トン以上減少した。
 今回のオークションには、アラウアンスの「ビンテージ」(特定年度もの)が含まれている。これは、投資計画に安定性をもたらすため、大気浄化法が、EPAに対し、7年先のアラウアンスを、追加的にオークションにかける権限を与えているためである。これらのアラウアンスは、2011年に利用可能となる。【EPA】

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