一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

愛・地球博自家用駐車場整備についてのアセス追跡調査に対し経産大臣意見を送付

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2004.04.12 【情報源】経済産業省/2004.04.09 発表

 経済産業省は愛・地球博(2005年日本国際博覧会)の自家用駐車場整備に関する環境影響評価追跡調査報告書に対する経済産業大臣助言をまとめ、2004年4月9日付けで財団法人2005年日本国際博覧会協会に提出した。
 愛・地球博の環境影響評価書については、環境大臣意見などを考慮した事業所管大臣の経済産業大臣意見が2002年6月にまとめられており、一連の環境アセス手続きは終了している。
 ただし最終的な評価書は8項目の追跡調査を行った上で作成することになっており、今回の意見はこのうち16年2月にまとまった「自家用駐車場整備に伴う予測・評価」に対する意見を、まとめたもの。
 具体的にこの経済産業大臣意見では、(1)シャトルバスに低公害車を積極的に採用するなど、駐車場周辺の大気汚染物質排出を更に抑えること、(2)博覧会事業自体による浮遊粒子状物質濃度の増加が少ないと予測されたとしても、影響を小さくするよう細心の注意を払うこと、(3)別の生息環境適地への移入措置をとるダルマガエルの生息環境の維持・創出に努めること、(4)他の動物に対しても環境保全措置実施後の生息環境が維持されるよう注意を払うこと、(5)植栽コンテナの設置など駐車場規模と景観が調和するような措置を検討すること−−の5点を指摘したほか、16年3月26日に経済産業大臣に提出された環境大臣助言の内容についても適切な措置をとることを求めている。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク