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環境ニュース[国内]

革新的な原子炉技術・核燃料サイクルシステム関連技術開発事業の16年度テーマを公募

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2004.05.27 【情報源】文部科学省/2004.05.26 発表

 文部科学省では平成16年6月2日から25日まで、革新性の高い原子炉と核燃料サイクルシステムに関する技術開発事業のテーマ公募(16年度分)を行うことにした。
 この事業の対象となるのは、原子炉の場合、資源有効利用、環境負荷低減、経済性と安全性の向上、立地多様化、核拡散抵抗性向上−−などに貢献できる技術。核燃料サイクルシステムの場合は、核燃料物質加工、再処理分野でプロセス・機器の革新、放射性廃棄物低減、資源有効利用など新課題の解決−−に寄与する技術。
 具体的には今回は、原子炉分野では非軽水炉に関する技術、核燃料サイクル分野では軽水炉用酸化物燃料以外の燃料加工技術、溶媒抽出法によらない再処理技術、また原子炉分野と核燃料サイクル分野の双方にまたがる共通的・総合的技術−−の開発に関する提案を募集することとし、さらに、これらとあわせ、現時点では技術的な成立可能性が確認されていないが、技術開発活動を体系化する際にあらかじめ解決しておく必要がある重要課題に対しての実現可能性調査についての提案も募集する。
 応募したテーマが事業として採択された場合には、開発費として原子炉技術や核燃料サイクルシステム技術の場合で1件あたり年間5億円以内、実現可能性調査で1件あたり年間3,000万円以内が支給される。技術開発期間は原子炉技術・核燃料サイクルシステム技術は原則3年以内(特に必要な場合は最長5年まで延長可)。実現可能性調査は原則1年(特に必要と認められる場合は2年まで延長可)。
 なお文部科学省では16年6月2日に東京・丸の内の文部科学省ビル内でこの事業に関する説明会を開催する予定。参加希望者は16年6月1日16時まで電子メールに事前登録用のファイルを添付して、革新的原子力システム技術開発公募事務局に申込む必要がある。【文部科学省】

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