一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

03年度排出量取引試行事業 総計で255件約242万トンの取引成立

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.06.07 【情報源】環境省/2004.06.07 発表

 環境省は、2004年6月1日から3日までの3日間に実施した、2003年度温室効果ガス排出量取引試行事業での第4回排出量取引結果をまとめ、6月7日に発表した。
 第4回目の取引は、企業や工場単位の温室効果ガス削減目標を設定する「タイプ1」企業31社と、独立した温室効果ガス削減プロジェクトの実施者として参加する「タイプ2」企業5社、オブザーバー25社の中から募集して決定したトレーダー5社、海外CER(CDMによるクレジット)供給者1社(事務局である(株)三菱総合研究所)が参加。3日間に78件の仮想排出枠売買契約が成立し、二酸化炭素換算で計58万7,792トンの排出枠が移転された。
 第1回取引が67件40万5,000トン、第2回取引の69件80万8,774トン、第3回取引が41件61万6,320トン、計4回で255件241万7,886トンと活発な取引が行われたため、環境省では「この結果は排出枠取引市場が日本でも十分に成り立ちうることを示唆している」と結論づけた。
 なお4回の取引のいずれも施行事業に限っての仮想市場でのもの。金銭や現実の世界で実効性のある排出枠のやりとりは実際には行われていない。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク