UNEP　途上国のオゾン層保護対策を支援。ホームページも新設

　途上国による効率的、費用効果的な臭化メチルの段階的削減を支援するため、36カ国で58のプロジェクトがモントリオール議定書・多国間基金（Multilateral Fund of Montreal Protocol）によって融資された。臭化メチルは、有害で、オゾン層を破壊する物質。農業用の土壌消毒剤や作物の検疫薫蒸剤として用いられている。
　こうしたプロジェクトの結果を伝えるために、UNEP（国連環境計画）とUNIDO（国際連合工業開発機構）が協力して提供するWEBページ「FOOD（Free of Ozone Depletion オゾン層破壊からの開放）」が新設された。2001年6月5日から運用が開始されたが、より持続可能な農業を行うためのツールとして活用されることができるだろう。また、その様な機能を積極的に果たすために、定期的に更新される予定である。【ＵＮＥＰ】