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環境ニュース[海外]

カナダ政府オゾン層保護に関するモントリオール議定書修正案を批准

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】カナダ/2000.12.18 発表

 カナダ政府は2000年12月18日、「1987年オゾン層の保護に関するモントリオール議定書」の新修正案を受諾することを発表し、引き続き国際舞台において主導的役割を果たしていく姿勢を鮮明にした。
 今回の修正案はいわゆる「北京修正案」と呼ばれるもので、オゾン層破壊につながる化学物質の生産と消費の管理を強化するもの。北京修正案では関係各国(モントリオール議定書を批准した175カ国)に対して、(1)冷凍設備、冷房用HCFCsの生産凍結、(2)臭化メチル(主に殺虫剤に使われている)の使用データ報告、(3)消化剤用ブロモクロロメタンの生産、消費、及び国際取引の禁止、を求めている。
 カナダはこの北京修正案受諾に際し、カナダの国内規制である「オゾン破壊物質規制」を改定、2001年1月1日付けで発効させた。アンダーソン環境大臣は、カナダが極めて早い段階で北京修正案を受諾したことについて触れ、この分野においてカナダが主導的役割を果たしていくことを改めて強調した。【カナダ環境省】

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