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環境ニュース[国内]

EU廃電気・電子機器指令と有害物質の使用規制に関する指令 国内法制化が間に合ったのはギリシャだけ

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2004.08.31 【情報源】/2004.08.13 発表

 EU加盟国は、8月13日までに、EUの廃電気・電子機器指令と有害物質の使用規制に関する指令を国内法制化することとされていたが、期限を遵守できたのはギリシャだけであった。
 指令は、古くなった電気・電子機器が捨てられるのではなく、リサイクル及び再使用されるようにすることを求めている。現在、ほとんどの機器が一般廃棄物となり、埋立又は焼却されている。これらは有害物質を含むため、埋立及び焼却によって、汚染物質が大気、水、土壌に排出されている。国内法制化は、廃電器・電子機器による環境影響を削減する第一歩であるが、2つの指令を実施する国内法が議会を通過したのは、ギリシャのみである。
 これについて、ヴァルストロム環境委員は、「24カ国が期限を守れなかったことは残念で、立法手続を早めるように強く求めたい。廃電子機器によって生じる被害を阻止するため、私達は迅速に行動することが必要だ」と述べた。【欧州委員会環境総局】

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