「環境と住宅」関連の情報発信も １６年度「住宅月間」活動内容を公表

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2004.09.16 【情報源】国土交通省／2004.09.14 発表

　国土交通省は平成１６年９月１４日、１６年度の「住宅月間」で展開する住宅や住生活に関する広報活動の内容を公表した。
　同省では元年度以来、毎年１０月を「住宅月間」として、国民に向け住宅や住生活の向上に役立つ情報提供活動を展開している。
　１６年度の月間では（１）１０月７日に千葉市のホテルスプリングス幕張で月間中央行事としてイベント「第１６回住宅月間」と「第１６回住宅月間中央イベントスーパーハウジングフェア２００４」の合同記念式典を開催するほか、（２）（社）住宅生産団体連合会「住宅・住まいＷｅｂ」上で「環境とすまい」など現在注目が高い５テーマに基づいた情報発信を行う。
　また、（３）東京と鹿児島で住宅シンポジウムを開催。東京のシンポジウム（１０月１４日・東京ビックサイト）は「持続可能な住まいづくり・まちづくりをめざして」、鹿児島のシンポジウム（１０月２４日・かごしま県民交流センター）は「環境と住まい」と題する講演を実施する予定だ。
さらに（３）２００５年から始まる「国連持続可能な開発のための教育の１０年」に向けた住宅・建築分野に関する環境教育の副読本の作成に着手するほか、これまでに作成した小学生高学年向き副読本「考えよう！住まい方のくふう」、中学生向けの「中学生のための住まいの安全チェック」の利用推進のための活動にも取り組む。
　地方レベルでも、地方公共団体による住宅フェア、シンポジウムなど行事が計１５７計画されている。【国土交通省】