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環境ニュース[国内]

イラク湿原管理に関するUNEP円卓会議がヨルダンで開催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2004.10.05 【情報源】外務省/2004.09.22 発表

 2004年9月21・22日の両日、国連環境計画(UNEP)主催により、「イラク湿原管理に関する円卓会議」がヨルダンのアンマン市内で開催された。
 この会議は日本の主導により開始された、国連を通じたイラク湿原管理支援事業の先駆けとなる会議で、テプファー・UNEP事務局長やムウミン・イラク環境大臣、ブゥーラン・ヨルダン環境大臣のほか、日本から小池環境大臣や関係省庁の担当者が出席。
 イラク復興にあたって、日本にあるUNEP国際環境技術センター(IETC)の役割の重要性が指摘され、日本政府も日本国内でイラクの湿原問題についての専門家会議の開催を検討する用意があると発言したほか、水管理、農業、教育、保健の各分野でイラク湿原地域に関与している世界保健機関(WHO)、国連児童基金(UNICEF)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連開発計画(UNDP)などの国際機関、援助供与国であるカナダ、イタリア、米国、援助の受け手となるイラク環境省の取組み状況が報告された。
 その結果、イラクの湿原管理はイラク政府や湿原地域の住民の自主性を前提として地域住民の文化への配慮、それを踏まえた人材開発が不可欠であること、国際機関と援助供与国の連携が重要であることが確認された。【外務省】

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