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環境ニュース[国内]

中環審が「新・生物多様性国家戦略の第2回点検結果」を踏まえた意見提出

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2004.11.11 【情報源】環境省/2004.11.11 発表

 中央環境審議会は平成16年11月10日付けで環境大臣に「新・生物多様性国家戦略の第2回点検結果」を踏まえた今後の生物多様性施策についての意見を提出した。
 「第2回点検結果」は新・生物多様性国家戦略が策定された14年3月27日以降に実施された生物多様性施策を関係省庁が自主的に点検し、9省庁から構成される「生物多様性国家戦略関係省庁連絡会議」がまとめたもの。
 今回の中環審の意見は(1)点検方法、(2)新・生物多様性国家戦略に関する普及啓発、(3)地域での取組みの推進、(4)次期国家戦略にむけての意見−−の4つの観点から点検結果を分析。
 このうち点検方法については、15年の中環審意見を踏まえ、施策評価や自治体・企業・民間団体の取組みの点検面では改善がみられたとされたが、次回点検ではさらに、従来型事業がどう転換されたか、自然再生事業についての点検結果などを記述すべきと指摘された。
 また、普及啓発については「生物多様性」という概念の理解だけでなく、人びとが現実の自然とかかわり、生物多様性に関する具体的な行動に取り組んでいくための啓発活動が重要であるとされ、地域の取組みについては専門家が関わる体制づくり、コーディネーターの機能の強化が必要であると分析された。
 次期国家戦略については5年ごとに戦略を作るというスケジュールは厳しく改訂期間の見直しの検討が提案されている。【環境省】

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