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環境ニュース[国内]

04年の台風上陸数増加には太平洋高気圧の北上が影響 気象庁分析

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.11.25 【情報源】気象庁/2004.11.25 発表

 2004年夏から秋にかけて、記録的な集中豪雨や台風上陸によって甚大な気象被害が発生したことを踏まえ、気象庁は04年の集中豪雨や台風の特徴をまとめた報告「平成16年夏から秋にかけての集中豪雨・台風等について」を04年11月25日に発表した。
 発表によると、04年は1時間降水量50ミリ以上の短時間強雨を観測した回数がアメダスが観測を開始した76年以降最多の468回にのぼったほか、日降水量が200ミリ以上、400ミリ以上の大雨を観測した回数もそれぞれ463回、30回と観測開始以来最多を記録。
 また04年の台風は、上陸数が10個とこれまでの記録(90年・93年の6個)を大幅に更新した上に、台風第18号の接近・上陸時に広島で最大瞬間風速60.2メートルを記録するなど勢力も強かった。多くの観測点で最低気圧、最大瞬間風速、最大風速の記録が更新されたことが報告されている。
 集中豪雨をもたらした要因としては、日本付近に停滞する前線に暖かく湿った空気が流れ込み、次々と同じ場所で雨雲が発生・発達を繰り返したこと、台風が多数日本に上陸した要因としては、フィリピン付近から日付変更線にかけての対流活動が活発で、その北側にある太平洋高気圧が強められ平年より北上していたことが指摘されている。
 なお温暖化との関係については、IPCCの第3次評価報告書で「温暖化が進む21世紀中に強い降水現象が多くの地域で増加する可能性が高い」と予測されていることから、気象庁は今後さらに詳細な調査・分析を行い、17年9月刊行予定の『異常気象レポート』に掲載するとしている。【気象庁】

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