一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

カワゴンドウなど5種を国際希少野生動植物種に 種の保存法施行令改正案で意見募集

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.12.08 【情報源】環境省/2004.12.08 発表

 環境省はカワゴンドウなどを国際希少野生動植物種に指定する「種の保存法施行令」改正案をまとめ、この案について2004年12月21日まで意見募集を実施することにした。
 今回の改正は04年10月に開催された第13回ワシントン条約締約国会議で決まった同条約の附属書改正結果を「種の保存法」に反映するためのもので、(1)カワゴンドウ、フジイロボウシインコ、コバタンなど5種の国際希少野生動植物種への指定、(2)アラスカハクトウワシなど3種の国際希少野生動植物種からの削除、(3)附属書1(注1)から附属書2に移行したアフリカゾウのナミビア・南ア個体群、アメリカワニのキューバの個体群などの登録対象個体群(注3)への追加−−が主な内容。
 国際希少野生動植物種に指定されると、輸出入時に外国為替及び外国貿易管理法により、ワシントン条約に基づく規制措置が適用される。
 なお、ワシントン条約附属書改正は締約国会議の終了後90日後にあたる05年1月12日に効力を持つため、環境省は「種の保存法施行令」改正を同じ1月12日から施行したい考え。

(注1)国際取引禁止種。
(注2)国際取引制限種。輸出時に輸出国の輸出許可証が必要。
(注3)附属書1掲載種であるが、1部個体群のみ附属書2に掲載された種で、種の保存法上、登録手続き、届出を行えば譲渡が可能とされている種。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク