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環境ニュース[国内]

EPA 臭化メチルの段階的使用禁止に関する規則を改正

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2005.01.07 【情報源】/2004.12.16 発表

 EPAは、オゾン層破壊物質である臭化メチルの段階的使用禁止および使用割当に関する規則を改正する。
 今回の改正は、技術的および経済的に利用可能な代替案が現時点で存在しない「不可欠用途」に該当するとして、臭化メチルの新たな生産および輸入を例外的に認めるため、規則を修正するものである。これにより、アメリカの基準量(モントリオール議定書において定められた1991年の生産・消費量)の約35%にあたる8942トンが、2005年における「不可欠用途」分として利用可能となる。
 臭化メチルは、イチゴやトマトの栽培、製粉機の燻蒸など、さまざまな用途に使用されてきた。
 2004年3月、モントリオール議定書の締約国は、「不可欠用途」分として、アメリカが申請した量のうちの約90%につき、使用を認めることとした。なお、11月26日にチェコのプラハで開催された、モントリオール議定書第16回締約国会合において、2005年の「不可欠用途」として認められた追加分については、2005年に提案する予定である。【EPA】

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