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環境ニュース[国内]

下水道技術開発プロジェクト 合流式下水道改善技術24件すべての実用化完了

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2005.03.17 【情報源】国土交通省/2005.03.17 発表

 国土交通省が産官学と連携しながら進めている下水道技術開発プロジェクト「SPRIT21」で、平成17年3月17日までに新たに高速ろ過1技術が所定の性能を達成した実用化技術として承認された。今回の承認により、このプロジェクトで当初予定した24技術全てが実用化されたことになる。
 「SPRIT21」の「合流式下水道の改善に関わる技術開発」では14年5月に参加研究者を公募し、「きょう雑物除去」、「高速ろ過」、「凝集分離」、「計測・制御、消毒」の4分野計24技術を選定し16年度中の開発を完了することを目標に研究を進めてきた。
 今回実用化技術として承認されたのは三井造船(株)が開発した高速ろ過装置。雨天時に排出される下水中の夾雑物や浮遊物質量(SS)、生物化学的酸素要求量(BOD)などの汚濁物を6ミリ幅のスクリーンと高速のろ過装置を組み合わせて除去するシステム。雨天時未処理下水の放流と同時に処理を開始し最大ろ過速度日1,000メートルでろ過が行われる。【国土交通省】

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