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環境ニュース[海外]

フランス ゼロ金利エコ融資で初案件

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2009.04.23 【情報源】フランス/2009.04.16 発表

 フランスのボルロー大臣は、パリ郊外のジフ・スュ−ル・イヴェットにある、バンク・ポプュレールにおいて、最初のゼロ金利エコ融資案件の調印に立ち会った。
 ゼロパーセント・エコ融資は、環境グルネル(環境懇談会)のモデル的な対策の一つで、実施段階に入った。2月26日には、ボルロー大臣とジュアーノ閣外大臣(エコロジー担当)は、各銀行と、その実施方法を定める協定書に調印している。
 この制度の下、10年間(銀行により15年まで延長可能)にわたって、住宅のエネルギー効率化工事に3万ユーロまでの融資を受けることが可能。すべての個人が(共同住宅、賃貸住居を含む)、主な住宅での事業について、ゼロ金利エコ融資の恩恵を受けることができる。
 ゼロパーセント・エコ融資は、既存の「持続可能な開発」税制優遇措置のような、建物の改修を奨励する財政措置を補完するもの。この新たな融資制度の実施に併せて、TV・ラジオ・新聞・ウェブバナーによる情報キャンペーンも展開されている。
 ボルロー大臣は、「これは環境グルネルの建物計画のカギとなる措置であり、CO2排出量を大きく削減する力強い舵となる。さらに、この措置は、すべての人にとって、シンプルでポピュラーな、分かりやすい、受け入れやすい対策である。各人が、エネルギー代を直ちに節約できるようになる」と述べた。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】

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