中国、環境NGOの秩序ある発展のためのガイドラインを発表

　中国環境保護部（MEP）は、環境NGOの秩序ある発展と国民参加の環境保護体制作りのため、「環境NGOの秩序ある発展のための育成・指導に関するガイドライン」（以下「指針」）を発表した。
　MEPは、環境NGOが環境分野において、市民への意識啓発や法的支援、政策の策定と実施への参加、企業の環境パフォーマンスの監視、国際交流など近年大きな役割を果たしていることを評価しつつ、第12次5カ年計画期間中の省エネ社会、環境文明、持続可能な開発戦略の構築という目標に向け、中国の環境NGOにはなおいっそうの能力向上が必要であるとし、「指針」において環境NGOの育成・指導について基本原則と全体目標を示した。
　「指針」は、政策的支援の強化、環境NGOの発展のための外部環境の改善、能力構築の促進を掲げ、省、自治区、市は、そのための計画策定、NGOとの協調体制作り、優良団体や個人の顕彰、教育や訓練の実施、指導の強化やNGOの自主規律の促進などを行うとしている。「指針」は、MEPと清華大学の共同研究「中国の環境NGOの発展と関連政策に関する研究」に基づいて策定された。【中国環境保護部（MEP）】

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プレスリリース

http://english.mep.gov.cn/News_service/news_release/201101/t20110120_200080.htm