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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、農薬不活性成分リストから72物質を削除することを提案

健康・化学物質】 【掲載日】2014.11.06 【情報源】アメリカ/2014.10.23 発表

アメリカ環境保護庁(EPA)は、農薬の不活性成分としての使用を認めた物質のリストから72物質を削除することを提案し、一般の意見を募集している。現在、この72物質は農薬の不活性成分として使用されていない。
ほとんどの農薬には様々な成分が含まれており、そのうち昆虫や雑草等を直接に防除する成分は活性成分と呼ばれる。不活性成分は、農薬に意図的に加えられる成分で活性成分でないものを指す。
今回の提案は、環境・健康団体が、農薬に含まれる不活性成分371物質の開示規則を求めたことに対応するもので、提案された72物質も、団体が危険だとした371物質に含まれている。EPAは、農薬中の危険な不活性成分のリスクを減らすため、開示規則の代わりにそれより効果的な戦略を策定したとし、2014年5月に公表している。【アメリカ環境保護庁】

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