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環境ニュース[国内]

欧州環境庁、プラネタリー・バウンダリーの概念に基づく欧州の環境負荷に関する報告書を公表

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2020.05.05 【情報源】/2020.04.17 発表

 欧州環境庁(EEA)は、スイス連邦環境局(FOEN)と共同で、プラネタリー・バウンダリーの概念に基づく欧州の環境負荷に関する報告書をまとめた。報告書は、地球の環境容量を代表する地球システムのうち、窒素循環、リン循環、土地利用の変化、淡水利用の4つに焦点を当てており、地球の環境容量を超えない範囲で欧州が「安全に活動できる領域」(欧州の限界値)を算定し、現在の欧州の消費又は環境負荷がどの段階に位置するのかを分析している。これによれば、公平性やニーズ、開発の権利、主権、経済力を加味した欧州の限界値は中間値で7.3%となり、4つの地球システムに関して現在の欧州の消費に基づいた分析を行った結果、窒素循環が3.3倍、リン循環が2倍、土地利用が1.8倍、それぞれ欧州の限界値(中間値)を上回る。一方、淡水利用については同値に対して3分の1の水準に収まっているという。また、報告書は一人当たりの土地利用に基づいたスイスの生物多様性の損失についても分析を行い、同国の限界値を3.7倍超過していると算定した。
【欧州環境庁】

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