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環境ニュース[国内]

アメリカ国立再生可能エネルギー研究所、企業は消費者に環境に優しい選択肢を提供することでカーボンフットプリントを削減できると報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.08.31 【情報源】/2016.08.15 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)は、環境に優しい選択をするための情報・手段を消費者に提供することで、企業はサプライチェーンのカーボンフットプリントを削減し顧客満足度を向上させることができるとする研究結果を、国立科学アカデミー紀要の中で報告した。研究は、4分野(オンライン小売業、車の相乗り、映像配信、短期宿泊)に対象を絞り、オンライン商取引で消費者が好む、環境により優しい購買決定をするためのサービスを一連の調査で評価した。通常エコラベリングと呼ばれるカーボンフットプリント情報の表示や、カーボンオフセット費用を商品価格に上乗せする選択権提供の影響等を検討した。報告書「オンラインショッピングは消費財のライフサイクルでのカーボンフットプリント(CO2排出量)を減らす好機」で、NRELは、企業が温室効果ガス排出削減を望む消費者にも購買時点で排出データを示し、環境に優しい選択肢を提供することで、環境志向の消費者の満足度を高め、エネルギーシステムの最適化も図れるとした。

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