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環境ニュース[国内]

ドイツ、泥炭地の保全に200万ユーロを拠出

【発表日】 2019.02.05 【情報源】 【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)

 国連環境計画(UNEP)によると、ドイツは脆弱な泥炭地の持続可能な管理と保護のため、200万ユーロを拠出すると発表した。これは泥炭地を守りCO2排出を食い止めようとする国際的取組、「世界泥炭地イニシアティブ(GPI、Global Peatlands Initiative)」に、ドイツが連邦環境省の資金援助制度「国際気候イニシアティブ」を通じて拠出するもの。ドイツは泥炭地担当部署も同省内に設置するという。
 泥炭地は湿地の一つで、その面積は地球の陸域の3%だが、陸域起源の炭素全体の30%も蓄えている。炭素貯留だけでなく、水や食料の供給、洪水調節など多様な機能も持つ。しかし泥炭地の水を抜いたり燃やしたりして農地などに転換する開発が各地で行われ、排水や水没などで100年前に比べ泥炭地の最大50%が失われたという。劣化した泥炭地は炭素の吸収源から排出源に変わり、何百年にもわたって蓄積した炭素を大気に放出することになる。GPIのリード・コーディネーターであるUNEPは、気温上昇を2℃未満に抑えるには泥炭地への対策が不可欠だとし、世界各地、特に熱帯での緊急の行動を訴えた。【国連環境計画

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